五十路の健康診断

先日、健康診断で訪れた病院で血圧を測定したところ、今迄経験したことのない
高い数値となっており驚愕しました。

ショック冷めやらぬ帰り道、何故か心臓もシクシクと痛み始め、これは何か病気の
サインではないのかと慌てて循環器系内科を予約し、早々に受診することに。

受診当日、病院で先ず血圧を測ると前回よりは低めとなっていて、取り敢えずホッ。
その後、前日摂取した塩分量測定の為に尿検査、更に採血、PWV検査を
経て、医師より血管年齢が実年齢より10歳程高いと告げられ慄きました・・・。

日頃から趣味のバードウォッチングで結構な距離を歩いていますし、お酒は嗜む
ので肝臓の数値は少々高めですが、他は至って健康と思っていたのに、血管が
そんなことになっていたとは・・・。

この日は心臓の痛みの原因を探るべく、心拍数測定器を装着。
医師から毎朝血圧測定を行い記録する旨指示があり、「ウォーキングの薦め」と
いう資料を頂き帰路に着きました。

心拍数測定器は翌日病院へ出向き外して頂き、それから毎朝血圧測定していると
何故か日に日に正常値へと近づき、検査結果が出る頃には、全く問題無い値となり、
胸のシクシクした痛みも消えて行きました。

そして、各種検査結果を聞きに病院へ。
1日装着した心拍数測定の結果は、不整脈も見られず異常なし。「痛みを感じたら
押してください」とボタンを押した時間前後にも特に変化は見られませんでした。

尿から検出された前日の塩分摂取量は9.5グラムとやや高め。
血圧検査の結果はというと、コレステロールと肝機能数値がやや高め・・・。
医師からは、節酒と食事内容に留意する旨指導がありました。

62歳で他界した父は、血圧の薬を服用していながらも煙草を止められず、脳梗塞で
倒れ入院。退院することなく心筋梗塞で帰らぬ人となったので、私もその遺伝的
気質を受け継いでいるのでしょう。

ということで生活改善の為、先ずはスマホに歩数計アプリをダウンロード。
少々欲張り、目標歩数を9,000歩／日と、設定してみました。
使い始めてから今日までの平均歩数は8,950歩と、なかなか健闘しています。

昔は人生50年。医療が進歩しても、五十路過ぎれば身体のあちこちに経年劣化が
生じるのは致し方ないことです。

日頃の食事に気を付けることも大切ではありますが、菜食主義にはなれず、
ワインもチーズも止められず、先ずは「歩くこと」で、何とか健康を保ちたいと
思っております。

五十路越え　身体のあちこち　ガタがくる

盛夏の悦楽

蒸し暑い日が続く今年の夏・・・。
夏の旅行の予定を立てたいところではありますが、標高の高い涼しい
エリアへ行く為には、猛暑が続く内陸の駅周辺や市街地を経由する必要が
あり、時期的に何処も混雑は必至。

北の大地も、かつてのような涼は期待できず、天気の急変や局地的な豪雨も
多くなり、夏の遠出を億劫と思うようになってしまった今日この頃です。

それならばグルメをと、美味しい料理とお酒を堪能しても、お店の外に出た
瞬間熱気を帯びた、どんより重い空気が身体にまとわりつき、酔いの怠さも
加味されて、家に帰る道程がとてつもなく長く辛く感じてしまう夏の夜。

そうなると、「うちが一番」モードに突入です。
早朝、趣味の探鳥で近隣を1時間程度歩き、開店と同時にスーパーで
食材を調達、帰宅しシャワーを浴びたら、キンと冷えたビールをぐびっ。

その後は、冷房の効いた部屋でトマトソースのペンネと白ワインを愉しみ
つつ、「孤独のグルメ」なぞを鑑賞し、眠気を覚えたら午睡タイム。



ささやかな喜びではありますが、夏の間は無理のない、こんな休日の
過ごし方が好きです。

いかんせん、日本の夏は蒸し暑く、不快になり過ぎました・・・。
大好きな温泉旅行も、秋までお預けとなりそうです。