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増え続ける夏の荷物 [ひとりごと]

数年前の夏に鞄を購入した際、夏の荷物が以前より増える傾向にあるので
お店の方から、そこそこの収納が可能なサイズを薦められました。

携帯、ハンカチ、化粧ポーチ類は勿論、日傘に扇子、サングラス、カーディガン等の
羽織り物を収めるとなると、小さい鞄では厳しく、かと言って、日傘を使用することを
踏まえると、片手は使えないのでサブバックは持ちたくない。

更に猛暑時は水筒やペットボトルも携行するので荷物が嵩張るだけでなく、重量も
負担となります。そうなると鞄本体が重たいものは論外で、軽量で丈夫、柔らかい
素材で見た目より収納力のある物が欲しい・・・。

と、あれこれ迷って購入したのは軽く柔らかい皮素材の鞄。
肩からもかけられ手持ちも出来るよう、持ち手となる紐は短いものと長いものがあり、
鞄上部には巾着のようにキュッと締めることができる細い紐もついており、内部には
財布等貴重品を収納できるファスナー付ポケットもあり、外部にも交通系ICカードや
鍵を入れられるファスナー付ポケット。色は明るいシルバーで服の色を選びません。

これは良い買い物をした♪と、数年間使用していますが、それでも昨今の暑さで氷を
入れたマグを入れるには小さいかも・・・と思い始めております。

いまだ携帯扇風機やネッククーラーやネッククーラファンは使用したことはないの
ですが、これらも携行してしまったら、どんどん荷物が増え夏の鞄は更に大型に・・・。
大型化=増量であり、酷暑下で日傘をさしつつ大きな鞄を抱えて歩くだけで暑さが
増し体力が奪われてしまいそう。

昭和の頃は、刺繍が美しい白い日傘を手に紗の着物を涼しげに着こなす方を見掛ける
こともありましたが、そうした方々の鞄は小さかったと記憶しています。

あの頃は今のような灼熱の暑さではなく盛夏に和服も着用できたし、手動で扇子を
はためかせば、涼を感じたものだったのでしょう。

時は流れ温暖化が進んだ今、手動で生まれる僅かな温い風なぞ何の役にも立たない!
と、ハンディタイプの電動扇風機をぶんぶん回し、首にはネッククーラー、日傘の
素材も紫外線をブロックする化繊に変わりました。

先程まではツクツクホウシが鳴いていたけれど、日が傾き始めた頃にはチリリンと
涼風が風鈴をゆらし、カナカナカナと何処か寂しげなヒグラシの声に耳を傾ける・・・
そんな「夏の風流」は永遠に過去のものとなってしまうのでしょうか。

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cherry2005

こんにちは!

年々・・・体力は低下してきているのに
いろいろと心配になって、必要以上に私も
荷物が多くなっています(笑)
最近の日本の夏は、日昼の外出をためらうような
猛暑が続いていますので ^^;
TVで気候を研究してい教授が、これからの日本は
春と秋が短くなり、四季はなくなってくると言って
いました。。。。。
なんだか、寂しいですネ!

by cherry2005 (2023-08-19 17:45) 

queso

cherry様、
やはり夏の荷物は増えていますか・・・。
仰る通り週末の外出は日用品の買い物以外は億劫になりますよね。
かつては春夏秋冬に併せて旬の食材を楽しめた日本。
春の山菜、夏の鮎、秋のキノコに秋刀魚(←既に漁獲減少一途)、
冬の牡蠣に鱈白子、鮟鱇。
海水温も上昇し、北国で獲れる魚介も変化が生じているようですし
気候変動がもたらす影響は非常に大きいと感じます。
by queso (2023-08-21 11:51) 

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