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自宅で珈琲 [お茶]

ここ数年、住んでいる街に珈琲焙煎店が続々とオープンしています。
コロナ禍でテレワークが浸透した頃からお客さんが増えていると、お店の方が
話していました。

近所の住宅街にも新たに珈琲焙煎店が昨年オープン、今迄味わったことのない
ようなワインのようなフレーバーの珈琲が気に入り、週に1度はペーパー
フィルター用に挽いて貰った珈琲を買いに足を運んでいます。

先日、今年オープンした別の珈琲焙煎店で好きなタイプの珈琲を伝え、勧めて
貰った豆を購入しました。それでは早速と頂いてみると、いわゆる珈琲の良い
意味での酸味を超えた、不快な「酸っぱさ」がダイレクトに口の中に広がります。

何だろうと不思議に思っていると、益々酸味が増してきて飲むのも苦痛になって
きました・・・。

折角購入した珈琲を捨ててしまうのも勿体ないので、冒頭のお気に入りの近所の
焙煎店で、何とかしてこの酸っぱい珈琲を美味しく飲むことは出来ないものかと
相談したところ、「水出し」で淹れれば酸味が和らぐと勧められ試してみると、
とても美味しいアイスコーヒーとなりました。

ここ数年、浅煎りの豆をハンドドリップで丁寧に淹れた、繊細な香りと風味を
愉しめるコーヒーが流行とのことですが(サードウェーブと呼ばれるそうな)、
繊細故に熟達された焙煎技術が必要なようで、場合によっては上手く味わいを
引き出せず、私が購入した珈琲のように、「不快な酸味」が出てしまう場合も
あるそうです。

珈琲もなかなかに奥が深いですね。

過日立ち寄ったチェーン店のカフェで飲んだ珈琲が衝撃的に不味く、珈琲単体
への対価ではなく、人件費、場所代が含まれての代金と分かってはいても納得
できないような酷い代物だっただけに、珈琲焙煎店で挽いて貰った豆を、ペーパー
フィルターで漉して家で飲むことの贅沢を改めて噛み締める今日この頃です。

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