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昆虫観察 [ひとりごと]

自宅ベランダのプランターでは、ローズマリーを通年育てており、春~初秋
にはパクチー、パセリ、イタリアンパセリ、バジル等が加わって、食卓に
香りを添える大切な糧となっています。

先日、スクスク育ったパクチーをよく見ると、アブラムシの姿を相当数確認。
これは何とかせねばと思ったものの、食用だけに殺虫剤は使いたくありません。

そこで思い出したのは、趣味の探鳥で歩いている近所の河川敷で最近頻繁に
見掛けるテントウムシです。

アブラムシを捕食するテントウムシをプランターに放ったら、みるみるうちに
アブラムシは激減するに違いない。
という訳で、在庫していた通称「みかんネット」(赤い網)を持って河川敷へ。
探鳥後、早速テントウムシの捕獲にチャレンジです。

何十年かぶりの虫取りでしたが、テントウムシは意外にもすんなりと見付かり、
10分程度で8匹程のテントウムシを捕獲しました。

足取り軽く帰路に就き、早速プランターのパクチーにテントウムシを放とうと
思ったら、なんと其処には先客が一匹。

黒地に赤い星がふたつあるテントウムシがパクチーの葉にとまっています。
わざわざ捕まえてこなくとも、彼らは何処からともなくアブラムシの存在を嗅ぎ
付けて飛んで来るものなのでしょうか・・・。

何はともあれ、捕獲したテントウムシ達も一匹ずつパクチーへ放ったところ、
早速各々好きなところへ移動して、早くもアブラムシを食べている個体もいます。

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これで一仕事終了となったものの、この子達はいつまで此処に居てくれるだろうかと
妙な親愛の情も芽生え、気付けば毎朝夕プランターでその姿を探す羽目に。

羽の生えている虫だけあって、日ごとにその数は減り、アブラムシも減ってきた頃、
台風並の強風の夜がありました。

嗚呼、これでテントウムシ達は風で飛ばされ皆姿を消してしまうことだろうと
落胆した朝、何と其処には二匹のテントウムシの姿が・・・。

一匹は自ら飛んできた二星のもの、もう一匹は河川敷から連れてきた個体です!
趣味で十姉妹を飼っていますが、それとは異なる、野生の昆虫をベランダで愛でる
妙を見出したひとときでした。

因みに、ちょうどテントウムシを捕獲した夜、香川照之さんの番組でテントウムシを
特集しており、成虫は1日100匹ものアブラムシを食べると知りました。
・・・8匹の捕獲は多過ぎたのかもと反省。

虫の観察というのは、けして子供だけでなく、オバサンでも楽しめるもの。
身近な生きものだけに、もっと注意を払って探してみれば、新たな発見もあるのだと
テントウムシから学びました。

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隅田川の花火が3年連続で中止 [ひとりごと]

3年連続で隅田川の花火中止が発表され、都内で開催予定だった他の花火も
続々と中止のアナウンスがありました。

既に大相撲もプロ野球も観客を入れの興行となっており、全線開通した
東北新幹線の報道では、春の行楽シーズンを心待ちにするようなコメントも
数多く見られた中だけに、残念でなりません。

確かに花火は物理的に人数制限はできず、開催直前直後の最寄りの公共交通
機関駅混雑は必至ですが、平日通勤ピーク時の新宿、品川、池袋駅など主要駅
より極端に感染リスクが高いとは思えません。

既に多くの人がワクチンを複数回接種し、重症化リスクも低くなり、丸2年と
いう時を経て予防や感染した際のノウハウも蓄積されはずなのに、この国には
いつまでもコロナ禍であって欲しいと思う人や、それを政治的に利用しようと
企む輩が少なからず存在するのでしょうか・・・。

欧米諸国に目を向ければ、既にコロナは完全に過去のものになったかのように
街行く人はノーマスクで、海外旅行を楽しむ人も増えているようです。

また、ロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギーや食糧価格が高騰し、
世界の関心はコロナからウクライナ情勢へ完全にシフトしました。

食糧やエネルギーを輸入に頼る日本において、ウクライナ情勢、そして刻々と
進む円安は大問題で、これから回復していくと思われた消費活動に水を差す
要因となりそうです。

そんな中、どーんと上がる江戸の花火は、ただ見ているだけで人の心を
高揚させてくれる力があるのに、そんなささやかな愉しみを奪うとは・・・。

そもそも、3年連続の中止で花火職人さん達はどうされているのでしょうか。
現在同業務に携わっている方は勿論、文化継承という面からも後任の方の
育成も心配です。

「新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、来場者や関係者の安全、
安心の確保のため、開催を中止することが決定されました」というのが都の
HPに掲載された文面ですが、この場に及んでも使い古されたフレーズを平然と
載せる神経を疑います。

「コロナ禍で捻出した各種補助金により財政が底をつき、今の東京都には
花火大会に割ける予算も体力も実の所ありません」とでも言ってくれた方が
都民はスッキリするのではないでしょうか。

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顔の「イボ」のその後 Part2 [ひとりごと]

前回(顔の「イボ」のその後 Part1)の続きを掲載します。
都心のクリニックでは、診療のみで終了した鼻の横のイボ。
その後もやはり気になって、ついついネットで検索することが増えました。

やがて、うじうじ悩むのも、だらだらと検索している時間も勿体ないと
「近隣のクリニックの方が地元の評判第一なので信頼できることも多い」
という友人の意見を参考に、住んでいる街の美容皮膚科を予約しました。

予約制ということもあって、待合スペースには私の他に患者さんが1名、
受付の方も診察室へ案内してくれる看護師さんも総じて朗らかで、
クリニックへの期待が高まります。

程なくして医師がやって来て診療開始。
イボのあらましを話して、炭酸ガスレーザーで切除したい旨を伝えました。
フムフムと話を聞いていた医師は、「最近急に大きくなってきた」ということを
考慮し、メスで切除して切り取った組織を病理に回し念の為検査することを
勧められました。

また、メスでの切除の場合は保険適用となり、炭酸ガスレーザーだと適用外で
高額となること、病理検査をする際は、炭酸ガスレーザーで切り取った組織より、
メスで切除した方が精度が上がると教えて頂きました。

気になる切除痕も、炭酸ガスレーザー、メスで切除双方について詳細をお話頂き
私の方が「まだお話を続けて大丈夫でしょうか?」と心配してしまうくらい丁寧に
説明頂き、ここなら安心と1週間後に手術を決めました。

そして手術当日は指定通りノーメイクで臨みました。
スッピンでクリニックへ行けるというのも、やはり近隣ならではです。

先ずは鼻の横に麻酔。注射嫌いの私は事前に看護師さんに、「痛いですか?」と
確認していましたが、細い針とは言え、やはりズーンと独特な痛みを感じました。
ただそれも一瞬で、イボ周辺はすぐに麻酔が効いてきて手術開始。

痛みもなく手術の音だけが診察室に響き、程なくしてイボは摘出され
傷口を縫合して終了。掛かった時間は5分程度でしょうか。

切り取った組織(小さな白い塊)も見せて貰い、今後の生活について指導を
受けてから病院を後にし、処方された痛み止めを念の為服用して早々に
床に就きました。

翌日からは洗髪もOKでしたが、やはり顔を濡らすのは怖いので慎重に髪を
洗い、眉や目だけに留めたメイクは落とす際クレンジングシートを利用、
入浴後は患部に薬を塗り、バンドエイドを替えて2週間。

ようやく抜糸して、洗顔も自由にできるようになりました。
気になる傷跡は、メスで切って縫合しているのでまだ赤みは残っていますが
じきに薄くなり、やがて1本の細い皴のようなものが最終的に残るのみと
なるようです。

そして、切除した組織の病理検査結果は、「脂漏性角化症」いわゆる老人性
イボで悪性ではないと聞いてホッと胸をなでおろしました。

麻酔の痛みや手術後の煩わしさ、顔に僅かに痕が残るというデメリットは
あるかもしれませんが、これで悩みから解放されたというメリットの方が私には
遥かに大きく、この美容皮膚科との出会いに感謝です。

私と同じように顔のイボ切除をお考えの際は、先ずは複数のクリニックで診て
頂くことをお薦めします。
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顔の「イボ」のその後 Part1 [ひとりごと]

以前ブログに掲載しました、急に成長してきた「鼻の横のイボ」は、最終的に
近隣の美容皮膚科で切除しました。

数年前に出来たイボが急に大きくなってきたのが、二ヶ月程前のこと。

気になって行きつけの皮膚科で診て貰ったところ、保険適用の液体窒素を使用
して切除を行えるものの、高い確率でシミのような痕が残ってしまう旨告げられ、
今あるイボとどちらが目立つことになるか、もう少し様子を見てはいかがでしょう
とアドバイスを頂きました。

様子を見ようと思いつつ、顔にあるだけに気になるイボ。
インターネットであれこれ調べ、美容皮膚科であれば炭酸ガスレーザーで切除が
可能で痕も気にならない程度になるという意見もあり、早速都心で複数店舗展開
している美容皮膚科を予約して受診してみることに。

診察当日、午後の部再開と同時の時間を予約したのですが、私の他にも次々と
患者さんがやって来て、クリニックの待合スペースはどんどん埋まってきます。

やがて、小部屋のひとつから医師が顔を出し名前を呼ばれ診察開始です。

インターネットで事前に、来院理由(イボの状況等詳細)を入力していましたが、
診察室では医師より来院理由を聞かれたので、イボ出現と成長についての過程と、
「別の病院では様子見を勧められたものの、やはり気になり、炭酸ガスレーザーの
存在を知り、切除痕もあまり残らないという意見もあったので来院した」と
告げました。

すると同医師は、炭酸ガスレーザーでも痕が残ること、メスで切除する際はイボの
倍程の長さを切り同じく痕が残ること、また、こうした痕は本人は薄くなったと
思っても、医師から見ると以前のイボの方が目立たなかったと思うことが多々あり、
主観と客観は異なると淡々と告げられました。

非常に事務的な口調で、「説明はこれで終わった。で、アナタはどういう処置を
望むのか?」と問うているかのような視線にめげず、もう少し色々相談したいと
切り出すと、時間を気にするような仕草をあからさまに見せられたので、気配を
察し、「もう少し考えます」と早々に診察室を後にしました。

診察時間は、僅か5分あるかないかだったように思えますが、このクリニックは
医師とじっくり話し合って治療法を決めるところではなく、既に自分の中で
治療法を決めている人が来院するところだったのかもしれません。

インターネット検索で上位に掲載されるクリニックが、必ずしも自分と相性が
良いとは限らないと、ひとつ勉強になったひとときでした。

Part2に続く

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野菜の和え物 [肴]

最近、加齢と共に晩酌の肴には野菜が欠かせなくなりました。

以前は、ルコラやクレソンをチーズや生ハム、卵と合わせて白ワインで愉しむ、
というパターンも多かったのですが、この冬は熱燗を呑むことが多かったことから、
サラダより「野菜の和え物」を作ることが増えてきました。

ただ、「野菜の和え物」は生野菜と異なり、さっと茹でたり、熱湯を回しかけたりと
和える前に“ひと手間”を要し、作成には手間と時間が意外と掛かります。

それでも、お気に入りの小鉢に野菜の和え物がひとつではなく、複数食卓に
上がっていると気分が高揚します。

吞兵衛は、酒の肴の数が多いほど嬉しいもの。
盃を傾けながら、シャキシャキとした歯応えや、旬菜の香りやホロ苦みを愉しむ。
野菜の小鉢っていいなぁと思う瞬間です。

ということで、私が最近よく作る野菜の和え物をご紹介します。
先ずは、「ナメコと三つ葉の大根おろし和え山葵風味」(←料理名が長い・・・)

作り方はとても簡単で、生のナメコをさっと湯がき、三つ葉は熱湯を回しかけ、
大根おろしと出汁(出汁とみりんと醤油)で和えて仕上げに山葵を乗せて
頂きます。

ナメコの歯応えと三つ葉の香りとツンと鼻に抜ける山葵の相性が心地よく、
端麗辛口の日本酒や白ワインが進みます♪

安価なエノキも酒の肴に頻繁に登場します。
出汁、砂糖、みりん、醤油でつくる自家製なめ茸は大根おろしと和えたり、
豆腐と合わせても肴になりますし、テフロンのフライパンで乾煎りして、
タラコと和えると日本酒を呼びます。

バターで炒めて、レモン、醤油、ちぎった焼き海苔を合わせれば秀逸な酒の
肴になります。

「茄子のヨーグルト和え」もよく作る一品。
これも作り方はとても簡単で、魚焼きグリルで楊枝でプスプス穴を空けた茄子を
こんがり焼いて皮を剥き、適当な大きさに切って、オリーブオイル、塩、胡椒、
ニンニク(チューブでOK)、ヨーグルトと和えるだけ。
こちらは、スパークリングや白ワインにピッタリです。

「野菜の和え物」×「お酒」というコンセプトのお店があったら、ぜひ通って小鉢
レシピを習得したいと思う今日この頃です。

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