SSブログ

お刺身 [肴]

キリッと辛口の日本酒と旬の鮮魚をお刺身で・・・
吞兵衛ならば、誰もがウットリしてしまうシチュエーションですが、最近私は
若い頃より、お刺身を沢山は食べられなくなってきました。

例えばそれが、〆てあったり、醤油や味醂等でヅケになっていると、それなりに
量も頂けますが、温泉旅館の舟盛のような刺身盛り合わせを見ると、腰が引けて
しまうようになりました。

お刺身は美味ですが、ナマモノなので食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなります。
当然鮮度の良い魚で、勿論アニサキス等も付着していないものであっても、
食べ過ぎるとお腹が不調にになるようになったのは、四十路も後半となった頃から
でしょうか。

これがお鮨だと、お米を一緒に食べるからなのか問題ないのですが、お刺身単体だと
厳しい・・・
偏にこれは、加齢と共に胃腸の消化吸収能力が衰えたとも言えるかもしれません。

また、どんなに美味しいお刺身でも「醤油と山葵」という調味料だけで食べ続けて
いるとだんだんと飽きてくることがあります。

例えばそれが、火の通った焼き魚や煮付、揚げ物であれば最後まで美味しく頂けるの
ですが、同じ量でもお刺身では難しいのは、やはり「生食」は胃腸に負担が掛かる
ということなのでしょうか。

先日、久しぶりにお刺身が食べたくなってスーパーで盛り合わせを購入しました。
烏賊と鮪と鯛の3種類が入ったお買い得価格のパックで、烏賊はタラコと和え
スダチを少々、鯛は酒と醤油、味醂、胡麻で和えて「りゅうきゅう風」に。

鮪は、酒と味醂と醤油、山葵を溶いた中に入れてヅケに。
これを熱燗に合わせて・・・と、晩酌をスタンバイしたのですが、野菜料理と烏賊と
鯛でお腹が膨れてしまい、鮪のヅケまで到達できず。

翌朝魚焼きグリルでヅケ鮪を焼いたら、大層美味でご飯が進みました。

一度の食事で食べられる量もだんだんと減り、生物も一度に沢山は食べられなく
なったのは寂しいですが、こうして特売の刺身パックを自分なりにアレンジして
多彩に愉しめるのは、年を重ねたからこそと思えば、加齢に嘆くばかりでなく、
今だから得られる喜びを大切にしつつ過ごさなければと思う今日この頃です。
nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

sana

深く同感です。目では食べたくとも体が受け付けず歯がゆい思いの今日この頃です。
生ものも、そうですね若い時のようには入らなくなりましたね。
それでも私は年齢の割にはよく食べる方だと言われますが・・・^^;
良い食材で美味しいものを少しづついただくのが年齢的にも良いのでしょうね。
それでも食いしん坊なので、ついあれもこれも!となってしまい後で苦しい思いをしてしまいます^^;
by sana (2022-03-29 10:13) 

queso

sana様、
コメント頂き有難うございます。
目では食べたくとも身体が受け付けず・・・その状況、とてもよく
分かります。
どうして若い頃はあんなに沢山食べることができたのでしょうね。
消化吸収という内臓の働きには体力が必要で、加齢と共に衰えて
くるものなのですね(涙)。
夕食(晩酌)を愉しく美味しく頂く為に、平日は昼食を少な目に
とる今日この頃です。
by queso (2022-03-31 14:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。